2020.08.02
様々な業界を直撃しているコロナショック。リユース・質業界も例外ではないようで、新型コロナウイルスによる外出自粛期間が明けてから急激に新規導入の問い合わせが加速したという。
運営元・株式会社NOVASTOによるリユース業運営事業者186名を対象にした、新型コロナの店舗経営への影響に関するアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
業態の割合としては、様々な商品を扱う「総合リサイクル業態」が最多だった。以降、ブランドや貴金属などを扱う「買取専門店業態」、最近では買取業も強化している「質業態」と続いた。
「新型コロナウイルスの影響はどうですか?」と尋ねる調査が行われたところ、「売上・買取共に好調」が全体の10%ほどだったのに対して、全体の半数以上が「売上・買取共に不調」という結果になった。90%以上の事業者が、買取・販売にマイナスの影響が出ていることがわかる。
上場企業の決算数値をまとめてみても、多くの企業が昨対の数字を割り込んでいる現状だった。
この結果から、リユース・質業界における、新型コロナウイルスの影響は非常に大きかったといえる。
<調査概要>
調査目的:リユース業界におけるコロナウイルスの影響に関する調査
調査方法:インターネットを利用し回答を収集
調査日:2020年5月8日〜2020年7月8日
回答件数:153件
回答者属性:【対象】リユース業運営事業者【性別】男女問わず
出典元:株式会社NOVASTO